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2020年4月1日(水)に、安倍晋三首相は新型コロナウイルス特措法に基づいて、政府対策本部で、布マスクを全世帯に配布することを発表しました。
出回っている使い捨てのものは不織布で便利なんですが、再利用をすることが出来ません。
そういう意味では布マスクは洗えば何度でも使えますから。
配布されるのは、急激に感染拡大している地域からとのこと。
この生地では、布マスクは新型コロナウイルスに効果があるのか?おすすめの生地や洗い方、管理方法について書いていきます。
目次
布マスクはコロナに効果ある?
政府が布マスクを配布することを発表しましたよね。
他にも自作できるということで、作り方などがネット上に出回っているので一定の効果を生むことは分かります。
確かに、飛沫感染など直接的に飛んでくるものに対しては防ぐことができそうですもんね。
布マスクの種類
マスクの種類って大きく見て3種類あります。
ガーゼマスク
主な用途はのどの保温・保湿
感染防御効果 一般的には感染症対策には不向き
日常での使用 肌に優しいので不織布製マスクが合わない場合にしよう
価格 150円程度
不織布製マスク
用途 飛散の拡散防止に
感染防御効果 飛沫感染に効果あり
日常での使用 主にかぜ症状のある人に推奨される
価格 10円程度
N95レスピレーター
用途 医療現場で患者対応に
感染防御効果 適切な装着で効果を発揮
日常での使用 一般的な使用には推奨されないが、感染症予防には効果的
価格 150円~400円程度
布マスクの効果
さて、そんな中で布マスクは効果があるのでしょうか?
ガーゼマスクが布マスクと同様になりますね。
一般的にマスクが果たす役割は3つあります。
①ウイルスがフィルター部を通過させない
②手についたウイルスが口や鼻に接触するのを防ぐ
③顔に密着させ、マスクの隙間をなくすことでウイルスが侵入するのを防ぐ
この上のうち、①はコロナウイルスは直径0.1マイクロメートルとどんなものかは分かりませんが、かなり小さい。
布の間を簡単に通過してくるそうで、最低でも不織布製マスクでないとシャットアウトは難しい。
③についても、隙間は出来ますので効果的には少ないです。
②については、使い方さえきっちりできれば一定の効果が見込めますね。
布マスクは一定の効果があることは分かります。
何より、予防以外の他人にうつさないという観点を考えるとつけるべきです。
せきやくしゃみの際にウイルスが飛びますが、その一部だけでもマスクで止めてくれますから。
あと、喉を保温保湿しておくのも、ウイルスの増殖を防ぐ効果があるとか。
布マスクのおすすめ生地は
布マスクを作ったりする際に、いろいろな生地がありますがどの生地が良いのかって分かりませんよね。
基本的に、ウイルスって小さいので絶対的に防げるものって少ないですが、付け心地などもありますよね。
その中でも、肌触りなど使い勝手などについても書いていきます。
ダブルガーゼ
ダブルガーゼはそのままで、ガーゼが2枚重なっているものです。
普段から接する機会は多いと思いますが、サラサラっとした肌触りで付け心地は良いですよね。
ただ、メッシュ状になっていて、目が粗いのでウイルスや花粉などは通しやすいです。何枚か重ねるか他の生地と合わせたりするのが良いですね。
ナノミックス
あまり聞きなれないですが、ナノミックスは抗菌消臭効果のあるニットです。
目が詰まっているので、ダブルガーゼに比べると少しはウイルスや花粉を通しにくいかと思います。
あくまでも少しですね。
あと起毛があるので、冬場などはあたたかいですが、夏場はちょっと暑いかな。
ニット
ソフトで肌触りが良いのがニットです。
柔らかい素材で、顔の形にフィットしてくれますが、伸びやすいので扱いにくいかもしれません。
麻
麻は吸水性が高くってさらっとした肌触りです。
夏場なんかに向いていますね。
こちらもダブルガーゼ同様に、目が粗いので数枚重ねるか、他の生地とあわせるなど対応が必要です。
ちょっとオシャレなマスクが出来そうです。
布マスクの洗濯・洗い方は
布マスクやガーゼはメッシュ構造になっているので、洗濯機など強い力がかかると生地がほつれて傷んでしまいます。
あまり、マスクが手に入らない中で、長く使うためには手洗いがオススメです。
布マスク洗濯の準備物
使用済みの布マスク
衣料用洗剤
塩素系漂白剤
清潔なタオル
洗面器(大きめのおけ)
ゴム手袋(台所用手袋)
洗濯バサミ
布マスク洗濯の方法
①洗面器に水をため、衣料用洗剤を入れます。
水は2リットル程度に0.7gの洗剤が目安です。
②洗面器に布マスクをつけて、そのまま10分待ちます。
③10分後、布マスクを軽く押し洗いします。
マスク生地を傷める可能性があるので、もみ洗いはしないこと。
④洗面器の水を捨てます。
にはウイルスが含まれている可能性があるので、水が飛び散らないように注意します。
⑤洗面器に水をため、布マスクに付いた洗剤をすすぎ、水を捨てます。
⑥洗面器に水をため、塩素系漂白剤を入れます。
水は1リットル程度に15ミリリットルの塩素系漂白剤が目安です。
塩素系漂白剤は強い成分が入っているので、ゴム手袋を使用します。
⑦洗面器にガーゼマスクをつけて、10分待ちます。
10分後、マスクを軽く押し洗いします。
マスク生地を傷める可能性があるので、もみ洗いはしないこと。
⑧洗面器の水を捨てて、水を入れてガーゼマスクをすすぎます。
また、水を捨てて、もう1度新しい水でガーゼマスクをすすぎます。
塩素系漂白剤の成分をしっかり落とすため、2回すすぎます。
⑨キレイなタオルでマスクをはさみ、たたいて水分を取ります。
⑩水気が取れたら、布マスクを日陰で乾かします。
乾燥機はNGで、陰干しで自然乾燥させましょう。
型崩れすると付け心地も効果も落ちてしまう可能性があるので、しっかり伸ばしてから感想させましょう。
アイロンで形をととのえると比較的、戻りやすいです。
あと1日1回選択は必須で、使いまわしは避けましょう。
文部科学省ではマスクの洗い方の動画を紹介しています。
参考にしてください。
布マスクの管理方法は
布マスクの管理方法は、洗濯後は外気にふれささず衛生的に保つ必要があります。
専用のケースに入れて保管、持ち運びする必要があります。
専用のケースを購入するか、使い捨てのジップロックに入れて持ち運ぶっていうのも手段です。
ただし、入れる前には手を消毒するなど徹底した衛生管理が必要かと思います。
細心の注意をはらって
まとめ
アベノマスクとまで言われていますが、布マスクも一定の効果はありそうですね。
ただ、1世帯で2枚という枚数、、、もっと家族が多い世帯もあることから満足できる対応ではないですが、今後、継続した対応を期待したいと思います。
とにかく、マスクをしていないだけで、公共の場に行くと良い顔はされません、、、、でも手に入らない人も多く入るのが事実で葛藤があります。
人にうつさないという手段としては有効な手段と考えます。
布マスクはひとつの手段として考えてみて下さい。
文部科学省では実際に作り方を紹介しています。
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/mext_00460.html