2020年(令和2年)3月7日に、山梨県で新型コロナウイルスに感染が確認され入院している感染者が、ウイルス性髄膜炎で重症という情報が入りました。
新型コロナウイルスで肺炎というのがほとんどで、髄膜炎というのが確認されたのは日本国内では、はじめてなんです。
では、髄膜炎という病気とはどんなものか、感染者の症状や入院病院、感染経路等についてまとめてみました。
目次
○髄膜炎とは
髄膜炎とは、下記のような病気です。
髄膜(脳および脊髄を覆う保護膜)に炎症が生じた状態である。
脳膜炎、脳脊髄膜炎ともいい、炎症はウイルスや細菌をはじめとする微生物感染に起因し、薬品が原因となることもあります。髄膜炎は炎症部位と脳や脊髄との近接度合いによっては生命の危険があるため、救急疾患に分類される病気です。
最もよくみられる髄膜炎の症状は頭痛、項部硬直であり、発熱や錯乱、変性意識状態、嘔吐、光を嫌がる(羞明)、騒音に耐えられなくなる(音恐怖)などといった症状を伴います。
また、ビオー呼吸と呼ばれる、間欠的に無呼吸の時間が現れる特殊な呼吸の状態が一時的に見られる場合もあります。小児例では不機嫌や傾眠などの非特異的症状が目立つものの、大泉門が閉鎖していない場合は膨らむことがあります。
ウィキペディア(Wikipedia)引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%84%E8%86%9C%E7%82%8E
髄膜炎発症者の症状は
髄膜炎発症者は20代の男性会社員です。
山梨大学や山梨県の発表から、南アルプス市と昭和町を主な生活圏として、2020年(令和2年)2月28日に、発熱や関節痛、だるさを感じて医療機関へ受診。
再度、3月2日に受診し、3月6日に救急搬送されて入院しました。
意識障害や首の硬直があったため、病院独自で脳脊髄液のPCR検査を行ったところ、陽性だった。
新型コロナで髄液検査が陽性だったのは国内初。
脳炎を併発しているかどうか、検査をしているとのこと。
新型コロナウイルス感染者の感染経路は
新型コロナウイルスへの感染経路ですが、生活圏は分かっているものの、男性は現在会話が出来ない状態で、感染経路が追跡できていません。
分かり次第、更新していきます。
新型コロナウイルス感染者の入院先は
髄膜炎発症者の男性は、3月6日に山梨大病院に緊急搬送され入院しています。
記者会見を臨時で行った山梨大の島田真路学長は
「新型コロナウイルスが中枢神経を侵すことがあることを示す重要な症例だ」
と話しました。
新型コロナウイルス感染者の中国渡航歴は
感染者の中国渡航歴については明らかにされておりません。
分かり次第更新していきます。