新型コロナウイルス

コロナウイルスの症状と感染経路は?治療方法と病院、保健所への対応について

新型コロナウイルスが感染拡大。

日本でも多くの感染者が確認される中で、感染方法や症状とはどのようなものか。
どのような症状が出たら、医療機関へ受診したら良いか?

また、感染を予防する為にはどのような対策が必要かなどまとめました。

新型コロナウイルスの感染経路は

まだ、詳しくは解明されていないものの飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つの感染と考えられております。

飛沫感染(ひまつかんせん)

飛沫感染は、主にくしゃみ、咳、つばなどと一緒に口からウイルスが放出され、そのウイルスを口や鼻から吸い込んでだりすることで感染します。

主に会社や学校、満員電車など人が集まる場所で感染することがあります。

接触感染

接触感染は、感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスが付きます。
他者がその物を触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。

主に電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど人が触るところから感染します。

ニュースで言われる濃厚接触者とは、予防対策などなしで手を触れたり、会話することが可能な距離で接触することを言います。
2メートルの距離が目安です。

新型コロナウイルスの症状は

新型コロナウイルスによる肺炎のおもな症状としてはこのようなものがあげられます。

・発熱
・全身倦怠感
・乾いた咳
・呼吸困難(入院患者など重症例)
・のどの痛み
・鼻水
・嘔吐
・下痢など消火器系の症状
・筋肉痛

などがあります。

風邪やインフルエンザの症状と似ていますね。
少しでも気になることがあれば、医療機関への受診が必要です。

ただし、初期症状が軽い人や無症状の患者もいるので、感染しているかどうか分からない場合があります。

通常の肺炎などと同様に、高齢者や基礎疾患のある方のリスクが高くなる可能性があります。

実際に、新型コロナウイルスに患者の、1/3~1/2が高齢者や糖尿病や高血圧などの基礎疾患を有していたとのこと。

世界保健機関(WHO)によれば、新型コロナウイルスの潜伏期間は1-12.5日(多くは5-6日)とされており、感染者は14日間の観察をすすめています。

新型コロナウイルスの治療方法

新型コロナウイルスの治療方法は、現時点ではわかっていません。

有効な治療薬やワクチンは現在は開発中です。
感染した場合は、対症療法で治療するしかありません。

現時点では致死率は2~3%程度と推測されていますが、今後の患者数の増加によって変わる可能性があります。

新型コロナウイルスの感染予防は

感染予防方法については、過剰な対応は必要ないと考えられます。
風邪やインフルエンザと一緒で、石けんやアルコール消毒液などによる手洗いを徹底する。

咳などの症状がある場合は、咳やくしゃみを手でおさえると、その手で触ったドアノブなど周囲のものにウイルスが付いて、ドアノブなどを介して他者に病気をうつす可能性があります。

感染防止のためにもマスクを徹底することです。
これは自分が感染しない為もそうですが、誰かを感染させない為にも必須です。

特に電車や職場、学校など人が集まるところでは必ず行います。
また、出来る限り外出や人混みへ出かけないのも効果的ですよ。

新型コロナウイルスへ感染したと疑われる場合はどこへ

もし、新型コロナウイルスに感染したかと思ったら、近くの医療機関へ、事前に症状などを電話等で問い合わせて、どのように対応したら良いかを確認することをオススメします。

ただし、「14日以内に湖北省への渡航歴がある方、あるいはこれらの方と接触された方」は、最寄りの保健所などに設置される「帰国者・接触者相談センター」に問い合わせてみてください。

まとめ

新型コロナウイルスは、まだまだ分かっていないことだらけ。

出来るだけ感染を抑える為にも、予防の徹底は個々でしっかり行うべきと考えられます。
夏ごろまでは、終焉したいということなので、責任を持った対応を!
あ~おそろしや。

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nakasete
こんにちわ。三重県松阪市在住のnakaseteです。よろしくお願いします。
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