最近、何かとテレビで見かけるナイキの厚底ランニングシューズ。
なんでこの色なんってぐらいインパクトのあるピンク色のシューズはめちゃめちゃ目立つ。
そして、陸上長距離競技で次から次へと高記録を生み出してしまっています。
その名も
ヴェイパーフライ
マラソンでも、駅伝なんかでも8割ぐらいの選手がはいているんじゃないかなぁ。
分かりやすい為のこの色がナイキの戦略なんでしょうか。
非公式ながら、オーストリアのウィーンで開催された非公認のフルマラソンレースでは、男子マラソンのエリウド・キプチョゲ(ケニア)が、1時間59分40秒の人類初の2時間切りを達成しています。
目次
ランニングシューズの規制禁止理由
新記録が次々と出る異常事態?!
道具の進歩といってしまえばそうなのかと思いますが、ここまで目立ってしまうと世界陸連が使用禁止に向けて調査を始めたそうです。
詳しい仕組みは分かりませんが、『ソール内のカーボンファイバープレートが反発力があって走るのを補助している』というような見解を持っています。
規則としては、あと使用される靴は誰にでも比較的入手可能なもので、不公平な補助やアドバンテージをもたらすものであってはならないと定められている。
この「補助」や「アドバンテージ」という部分が今後の争点になりそ。
実際に他のメーカーもカーボンプレートを入れて厚底のものがあるんですが、ナイキのヴェイパーフライは一歩先をいっている完成度とのことで、技術力の高さが逆に仇になった感じ。
専門委員会を招集し、1月末にも結論を出すということで注目を浴びています。
禁止になった場合の選手への影響
とにかく、オリンピックまでもぉ7ヶ月程しかない。
男子マラソン、女子マラソン代表にしても、3人に対して2名が決まっており、あと男女1人づつが、今後の選考レースの結果でオリンピック出場が決まりました。
最終のレースでヴェイパーフライが禁止されているか、禁止されていないかによっても状況は変わってきます。
出場する条件が、男子マラソンは2時間5分49秒の大迫選手の日本記録以上、女子マラソンは2時間22分22秒以上で、日本人最上位が選ばれるってことですから、ヴェイパーフライがないとなると日本記録を超えるタイムは難しいのではないでしょうか?
男子マラソンに内定している中村匠吾選手は、「選手としては決められたルールの中で対応します。どのような結果になっても、自分の力を発揮するだけ」
最後の3枠目に調整する日本記録保持者の大迫傑選手は、「ヴェイパーどうのこうの記事に疲れている人は多いはず。どっちでも良いからさっさと決めてくれーい!僕ら選手はあるものを最大限いかして走るだけ!それだけ」と
というように、選手は覚悟ができている。
見る側は、その走りをしっかり目に焼き付けるだけ!!
厚底シューズの初心者への効果は
でわでわ。
話題の厚底シューズを一般の初心者がはいたら早く走れるのでしょうか?
個人的なイメージでは、今まではマラソンシューズって底は薄くって極限まで軽いものって感覚で、厚底はちょっと違和感を感じます。
実際に見た目も大きくって、重たそうな感じですよね。
でも、実際は27.5センチのサイズでも190グラムという脅威の軽さ。
そして初心者にもオススメとの声が多いんです。
厚底なんで当たり前ですが、クッション性が良いんです。
負担がかかりにくいのと、中に入ったカーボンファイバープレートの反発力。
何より軽いので足もスムーズにまわりますね。
最初は違和感あると思いますが、慣れればOKとのこと。
人気なところには訳がありますね。
まとめ
もちろんオリンピックに出るために鍛えている選手にとっては、早く決めて欲しいところですよね。確かに走るスピードは速くなるかもしれませんが、他のスポーツにもある道具等の技術進歩ですからね。
いや~どんな動向になるのか注目ですね。
僕みたいなもんでも早く走れるかなぁ~ってちょっと興味あったりする。
努力せずに早くなるって最高じゃないっすか。
ただ、4万ぐらいするんでちょっと庶民には~。